40席と限度を決めつつも、お申し込みいただくと嬉しくてついつい45…46…これは厳しいなあ
と思っていたらキャンセルもあり最終的には42名のお客様にお越しいただきました。
皆様、どうもありがとうございました。
いやはや、こんなに緊張したのは本当に久しぶりです。
会場の狭さ・天井の低さなど、そして暖かいお洋服を着たたくさんのお客様。
後から考えれば当たり前なのですが、リハーサルとの響きの違いにホントに動揺してしまいました
ピアノは奏者も楽器もとても良かったので、どんどん音は出ているし、
でも私の音は一番後ろの人にどのように聴こえているのか?果たして届いているのか?
すらわからない。コワいですね。
古典の曲は特に、フレージングと音色の変化に重点を置いて練習を重ねてきたのに…
聴き取っていただけていたら嬉しいですが。
後日、録音を聴いたところ自分で思ったほどひどい演奏ではなかったので、ちょっと安心。
でもこれで良いと思ってはいけませんね。
どんな状況でも落ち着いて最大限のことを出来るようにならなければ。
現代曲は、全て邦人作品。
どれもイメージがつかみやすくて、何かしら印象に残る個性が感じられるものを並べました。
日本の歌(赤とんぼ・宵待草・七つの子)の変奏曲はやはり人気ありましたが、
他の曲もそれぞれ同じくらいの票が入っています。
古典は、ピアノとフルートの関係が全然異なる3曲。
曲としての性格も全然違いました。
最後のモーツァルトのソナタに一番票が集まりましたね。
当然でもあり、ホッとした部分でもあり。
そうそう!ミニヨンのような会場ならではのハプニング!
尾高惇忠「ある夏の日の幻影」の演奏、一番最後はdimで消え入るように終わるのですが
その音になってから救急車のピーポーが近づき始め、ちょうど終わる時に至近距離で停止。
最高な演出効果でした。
会場全体から笑声が出て、大変嬉しく思いました。
荻窪音楽祭も盛況だったようですね。
来年も参加することができると良いいなあ〜、とは思っています。
いらして下さった方々、サポートして下さった皆様に心から感謝です!