「午後の名曲コンサート」終了しました!

「午後の名曲コンサート」終了しました!

 

一昨日終わった演奏会ですが、すでに遠くに行ってしまったような気分。

忘れないうちに書いておかなくちゃ(汗)

気持ちはもう今週末のこととか、来週のこととか、おさらい会の楽譜の準備とか…あわわ

 

40名定員としたものの、結局あれやこれやで納まりきらず48名のお客様にご来場いただきました。

座席はゆったりしていたので、狭苦しい感じではなかったようですが

響きがほとんどなくなってしまい、さらに熱気と湿気で特にHpには苦しい状況。

私もピッチのコントロールが難しかったです。

それでも、伺った感想のなかには「Hpって思っていたよりも大きい音ですね」

という声もあり、彩さんの底力がちゃんと発揮されたことがわかります。

 

前半は、18〜19世紀のフランスの作曲家の超有名な小品ばかり7曲

どれもこれも生徒さんにさんざんレッスンでやってもらっている曲でもあります。

どのようにお聴きいただけたのか大変興味ありますね(笑)

クラシックを聴きなれていない方でも、どこかで聴いた曲…というものばかり

演奏する方もあっという間でしたが、お客様にも短い前半だったと思います。

 

しっかりと香り豊かにいれられたお紅茶と、オーナー手作りのフロランタンサブレで休憩

 

後半は、少し長めの曲を3曲と ベルリナーハープという小型のHpの紹介

彩さんのトークがまた素晴らしくこなれてお上手で、皆さん楽しく聴けたことでしょう。

小さいHpの魅力もソロ演奏で充分味わっていただけました。

 

彩さんはここ数年、演奏スタイルの幅を広げたくてクラシックをちょっと離れ

いろんな小さめのハープで民族音楽やポピュラーなどを中心に活動されているそう。

でも、まだまだクラシックも演奏して欲しいですね。

 

アンコールは バッハのシシリアーノと七つの子(林光編曲)

ホッとして帰路についていただけたのでしたら、何より嬉しいです。

 

個人的には、ちょっと目立つキズをやってしまったこと

それからトークがうまく納まらなかったことが反省でしょうか。

ちゃんと話の打ち合わせもしたかったなあ〜  というのは言い訳ですね。

 

無理なく音が届く空間でもありましたし、共演者がハープなので、

全く力むことなく演奏できたのはとても楽でした。

pp(ピアニッシモ)の極限に挑んでみたりして、サロンでこそ!という方向の演奏になったかな。

もちろん、ハンガリー田園幻想曲などではバリバリに鳴らすところもあり。

可能な限りニュアンスを効かせた小品も愉しんで演奏しました。

 

生徒さんから「せんせ〜、CD作ってくださいよ〜」なんて声もいただきました。

作りたいわねえ、スポンサーになってくれる?

私の夢も急に膨らんでしまいそうです。

 

いらしてくださって、あたたかい拍手をくださって、嬉しい感想をたくさんいただいて

ちょっとばかり心に引っかかりがあるものの、幸せな演奏会でした。

 

企画を持ち込んでくださった生徒さん、会場でお手伝いしてくださったオーナーご夫妻

そしてもちろんご来場の皆様、本当にどうもありがとうございました!