Rudall&Rose 木管ベーム

今年夏に修理をお願いした150年以上前の楽器が戻ってきました。

 

木管の本体はカビているしタンポはぼろぼろだし、

ちゃんと息を吹き込むのもためらわれるようなものでしたが、

博物館に入れられるような楽器であることはわかっていました。

 

管が円錐形をしているので、右手のトーンホールも間が広く

さらに普通のものよりホールが大きいので、塞ぎにくい!

基本はベーム式運指なのですが、トリルキーなど細かいところが違う。

で、半信半疑でしたが、朝倉さんに強く薦められて

信頼できるリペアの方にお願いしました。

 

素晴らしく音の抜けが良くなりました。

もちろん、見た目も美しくなりました。

そして何より、すてきな音色です。

これが、その昔に求められていた音の質なのでは…

 

イギリスの楽器なので、いろいろ偏見はあるようですが

私は、気品あって抜けの良い音色に魅力を感じました。

これで吹くのはどんな曲が良いだろうな〜、と考えながら、

ちょっとずつ楽器に馴れようと思います。

 

♪♪♪♪♪♪♪

 

そろそろ、次回のライブの準備にとりかかり、

その次はいよいよスタジオ発表会かな…と、考えています。

でも、なかなかこちらの思うようには進まないもの。

少し先になりそうですね。

 

年内は、ブライダルの仕事・ボランティア演奏に加え

久しぶりの師匠のクラスの発表会に向け、

練習を重ねるつもりです。

 

そうそう、オールド楽器もトラベルソも吹いてあげなくちゃ!!