今回も音楽関係のことを書こうと、
思いめぐらしていたのですが、
これを書かずにはいられませんでした。
無名塾でボイエ台本の『シェイクスピア』というお芝居が上演されました。
5月18日~25日、吉祥寺シアターにて。
この音楽にクーラウ協会が協力をしました。
と言っても、ほとんど師匠一人のお働きでしたが。
劇中の音楽はすべてクーラウの曲を使用、
アレンジ・打ち込みはその道のプロの方です。
理事の特権で練習風景を見せていただける、とのことで
喜び勇んで稽古場に伺ったのが13日。
衣装・舞台装置その他ほぼ出来上がっていて、通し稽古を見せていただきました。
間近で繰り広げられる、熱く真剣な真に迫る演技に大感動!!!
涙が止まりませんでした。
その時点で、すでに千秋楽のチケットは買ってあったのですが、
ベルジェの仲間が練習に来る日にも公演チケットが残っていることを知り、
みんなを誘って追加予約。
合計3回観ました。
毎回感動!!!
3回目でストーリーも展開も、セリフもかなり覚えてしまっていても、
演技に引き込まれ、涙を流しました。
もちろん名優さん達が揃っていらっしゃったこともあるのでしょう。
クーラウの曲も上手に調理され、場の雰囲気を盛り上げるのに役立っていました。
今までミュージカルは観ても、お芝居に足を運ぶことはほとんどなかったのですが、
いや~、ハマってしまいそうです。
地方で再演する話も出ているそうなので、
機会があったら、ぜひぜひご覧になってください。
私も「追っかけ」してしまいそうです。
これを観ないなんてもったいない!!!
すばらしき演劇の世界!
18日の私の演奏会でも感じたのですが、
会場の広さ、というのは結構大事ですね。
舞台にいる人の、目の動き・指先の表情、あるいは息遣いなど、
細かいことが伝わる距離があって、
お客さんは舞台上を感じ、演者は客席を感じながらパフォーマンスできる
その大きさが目的に対してちょうど良いと、
会場全体が一つになれる、相乗効果が得られるように思いました。
きっと大きい会場で演じるときには、それに合った演技の仕方を
名優さん達はなさるのでしょうね。
クーラウのおかげで、素晴らしいものに出会えました。
そして、全てのことが勉強。
楽しみながら、感動をもらいながら、たくさんのものを得られるなんて、
ほんとにありがたい事です。
感謝。
そうそう、ベルジェのメンバーと観に行った時も、千秋楽の時も、
まっすぐに家に帰るのがもったいなくて、
ハモニカ横丁でグラスワイン傾けながら感動を分かち合いました。
こういうのも、大事な時間ですよね。
どうもありがとう。
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